協同ネット50周年企画のお知らせ

フリースペースコスモを運営している私たち協同ネットは、活動50周年を迎えています。

もともとは受験勉強に追い込まれる子どもたちに、「本当に必要な学びってなんだろう」と地域の中学生の親たちとはじめた学習会が発端です。

 そして90年代には、不登校の居場所フリースペースコスモを設立。学校外の学びを本格的に展開していくうちに、働くことを、働きながら学ぶ「風のすみか」や「風のすみか農場」ができました。

 2000年代に入って、「若者支援」の政策が打ち出されるようになりました。そのひとつが「地域若者サポートステーション」です。今や近隣の自治体をはじめ複数の自治体と子どもから若者のプログラムを運営するようになりました。

しかし現状を見ると…

 しかし、「よかったね」「頑張ったね」では済まない状況が広がっています。ここ数年で「不登校30万人」や「ひきこもり146万人」という調査結果が発表されているのです。学校を卒業しても、将来展望が見えないという現状もたくさん見聞きします。働く現場も、よりよい労働条件へと流動していく流れ。働くことそのものの意味や喜びはどこへ行ってしまうのでしょうか。そして生活は豊かになるのでしょうか。

集まる、考えあう場をつくります!

 ということで、私たちは「記念イベント」のようなものをやっている場合ではないと思いました。やっぱり、課題意識を共有する地域のみなさんと「この現状をどうしたものか」と一緒に考えていくしかない、と考えたのです。

2024年度は、いくつかの取り組みを企画していきます。

① 子ども・若者の「進路」をどう支え、希望につなげるか 

  ~学校の内と外から考える~

  不登校30万人、ひきこもり146万人、どうしてこうなった?

  その「仕掛け」を読み解き、学校内外の教育現場、

  そして市民はどう立ち向かうかを考える。

  日時・場所:2024年7月27日(土)10:30₋16:30 

        三鷹市民協働センター2階

  話題提供:児美川孝一郎(法政大学)  午後は分科会

  申し込み:申し込みは下記URLから↓

https://forms.gle/WTKB1jhyGa2GF4Yc8

  参 加 費 :一般1000円 ※若者は無料

******************************************************************

② 子ども・若者支援スタッフ養成講習

③ シンポジウム「若者はどう生きてきたか(仮)」

④ 協同ネットの若者支援って?(仮)

※ ②~④の詳細は順次発信していきます。